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残された断片の先
CASE-1、CASE-2とリメイクシリーズをつくり続ける中で、どうしても “半端な断片” が残っていく。 どうしても捨てられなかったーそんな、形になりきれなかった欠片たち。 役目を果たしきれないまま取り残されたそのパーツたちが、静かに積み重なっていく。 そしてそれらを見ながら、心のどこかでずっと思っていたこと。 「いつか、この子たちだけで、一本の特別なジーンズをつくりたい」 と。 ただ、その “いつか” を口に出すこともなく、ずっと胸の奥で温め続けた。 焦って形にするのではなく、タイミングが来るときを...。 そろそろ形にしてあげたい——そう思えた瞬間、自然と手が動きはじめた。 頭の中には、つくりたい一本のイメージがある。 そこに合わせて創り上げればいい...。 と、簡単に思っていたが、どうも沼にはまってしまったらしい。 手元に残されたパーツはどれも色も表情も大きささえも違う。 淡いブルーに深いインディゴ、日焼けしたように白く抜けた部分。縫い目の太さやステッチの色、縮み方さえ、個性がバラバラ。 それらを“つながる順番”に並べるのは、想像してい
Miyoko Masuda
12月6日読了時間: 2分


伝統的なブランドの力を借りて modelCASE3-NO.12
“普遍”に宿る哲学 長く愛されてきたものには、理由があります。 それは、目に見えぬところにまで手が行き届いていること。あるいは、時代の移ろいに翻弄されず、自らのアイデンティティに忠実であること。 今回手がけたものは、POLO RALPH LAURENのチノパン。...
Miyoko Masuda
10月11日読了時間: 4分


伝統的なブランドの力を借りて modelCASE3-NO.11
リメイクLab.の仕事は、まだかたちのない出会いから始まります。 古着屋でふと目に留まったこのパンツは、春が待ち遠しいオフホワイト。 手にした瞬間、このパンツはどんな時代に、どんな人が穿いていたのか...。 想像を巡らす。...
Miyoko Masuda
4月4日読了時間: 5分


お客さまからいただく気づき
今年の春には薄い色のデニムも登場する予定。どうぞお楽しみに!
Miyoko Masuda
1月13日読了時間: 2分


一通のメールから始まるワンストーリー
チロリン
一通のメールが届いた。「以前購入したデニムをリメイクしたいのですが」突然の依頼。心の中で思わずガッツポーズ。
Miyoko Masuda
2024年9月14日読了時間: 3分
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