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新たなバトン : 愛され続けるチノパン

  • 執筆者の写真: Miyoko Masuda
    Miyoko Masuda
  • 2024年5月1日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年8月31日




ファッションの世界は常に新たな可能性が広がっています。

今回新しくお披露目するリメイクアイテムは、チノパンです。

チノパンといえば、野暮ったいおじさんのワークパンツをイメージしませんか?

そういえば、ミリタリー、ワークアイテム好きな私でも、遡って思い返してみると一度だけしかチノパンを作ってこなかったような気がします。


私自身も大して詳しくありませんから、今回は私と一緒にチノパンのルーツを辿ってみましょう。


チノパンのルーツ


チノパンとは、チノクロスを使用したパンツのことを指します。略してチノパンと呼ばれ、起源は19世紀後半、米西戦争や第一次世界大戦の頃に、アメリカの軍隊で着用されたのが始まりです。当時、アメリカの軍隊はユニフォームとしてユーロピアンデニムよりも軽くて丈夫な生地を探していました。そこで、カーキ色の綿生地(チノクロス)で作られたパンツを導入し、これが後にチノパンの原型となりました。

第二次世界大戦後、軍隊から市民向けのファッションとしてチノパンが普及するようになり、特にアメリカ合衆国では、退役軍人や大学生などが着用するようになりました。こうした流れが、チノパンがファッションアイテムとして定着する基盤となったのです。元々はミリタリーウェアであり、軍パンだったのです。


今日では、カジュアルな日常の着こなしから、ビジネスシーンまで幅広いスタイルに対応しています。シルエットもゆったりしたものからジャストフィットまで、さまざまなサイズやカラーで楽しめます。


ジーンズ同様、そのタフさに魅了され、リメイクLab.シリーズの一つに加えました。


多彩な活躍を引き継ぐ


私の中でのチノパンのイメージは、カジュアルだけではないクラシカルなイメージもあります。センタープレスや玉縁ポケットなどのディティールがジーンズとは違いスラックスパンツに近いからかもしれませんね。

そんなチノパンをプライベートだけではなく、オフィスでも着られるようなスタイリッシュで上品なアイテムに昇華させる今回の一大テーマです。


先ほども述べたように、元々はミリタリーウェアです。古着のミリタリーチノを選べばいいのですが、なにせ市場に出回っている数が圧倒的に少ない...。見つけたとしても高額なため、手が出せません。

今回は、カジュアルアイテムをオンオフ着られるアイテムへと変貌させたい思いもあり、高品質なものを選びたかった。そして選んだブランドは、”Brooks Brothers”と”Ralph Lauren”

この2大トラディショナルブランドは、古き良きアメリカのファッションを象徴する存在です。彼らのブランドには、伝統とクラフトマンシップが息づき、高品質なアイテムが生み出されてきました。そして今回、私たちはこの伝統的なブランドの力を借りて、チノパンの新たな可能性を追求します。


Ralph Laurenとの出会い


2010年、ニューヨークを旅した際の一場面が今でも鮮明に思い出されます。

 



マディソンAve.の交差点を歩いていると、向こう側から、いかにも上流階級と見られる家族が歩いてきました。父親は紺色のブレザーにネッカチーフを胸ポケットに挿し、息子もツイードのジャケットに蝶ネクタイというスタイル。まるで映画のワンシーンを見ているようでした。私の目線の先にはRalph Laurenの店舗がありました。その店から出てきた親子にとってRalph Laurenは、親から子へと受け継がれるブランドであることを実感しました。その瞬間が今でも忘れられません。

 

もちろん、その当時から知っていたブランドでしたが、この出来事でより一層、伝統を重んじる階級に支持されているブランドなのだと、改めて理解を深めました。

 

もちろん、Brooks Brothersも同様です。1818年にニューヨークで創業された歴史あるブランドです。その長い歴史の中で、彼らは常にクラシカルなスタイルを提供し続け、スタイルにこだわる男性たちから広く支持されてきました。彼らのブランドは、伝統と高品質の象徴として、ファッション界で確固たる地位を築いています。みなさまも一度はオックスフォードシャツを見た事があると思います。ボタンダウンシャツは有名ですよね。



時代を超えて愛され続ける


Ralph LaurenとBrooks Brothersが手掛けるチノパンは、確かな品質と洗練されたデザインが特徴です。

パンツの内側を見てください。

隅々まで、デザインされたベルト始末やフロントのディティール。

生地の高品質さだけではなく、精巧に仕上げられたデザイン。

そういったところに共鳴と敬意を払い、この2ブランドを選びました


改めて思うことは、リメイクの糸をほどく作業は、ブランドの歴史を紐解くようなものです。時代に合わせたスタイル、そこから垣間見られるデザインの多様性は、まさに楽しみの一つ。私自身、服に対する知識が深まる喜びと、古いものと新しいデザインとの融合する楽しさを覚えます。

歴史あるブランドからリメイクLab.チノへ。時代を超えて愛され続けるバトンを引き継ぎます。

持続可能なファッションへの新たな取り組みとして、リメイクLab.の可能性を信じています。






 
 
 

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